飛行機好きとしては住み良い町なのだが、如何せん、公共料金のうちガスと水道がコンビニで支払えないのが困った。ガスはガス屋が田舎企業なだけだろうと思うからもう良いとして(口座引き落としに変更済み)、引っ越してこの方、水道代はいくらですよーというお知らせはハガキで来るものの支払い用紙が来ない。水道は上下水道ともに市の企業局というおそらく公的機関が管轄なのだけれど、どうやって支払えば良いのだろうと思いつつ放置していたらこないだ、封書で「金払わんかったら水道止めるぞコノヤロウ」と送られてきたのであわわわわ。しゃーない、確か午後8時までやってる電話サービスで振り込めたはずだと思って電話したら「それは窓口でお願いします」と言われてあわわわわ。払わないと水道止められる期限はなんと明日なわけで、さすがにそれはマズイ。銀行の営業時間帯なんて当然ながら仕事中なので、昼休みに抜け出して銀行へ。銀行往復とコンビニ寄るだけで昼休みが潰れてしまい、お昼ご飯は結局3時頃に休憩室でコンビニサンドイッチをもそもそ食べたり。
くそぅ。今時コンビニで払えない公共料金なんて…。ありえん…。しかもATMすら不可だし。ありえん。とりあえず銀行に電話した時に口座引き落としに変更頼んだから良いけどさー。だいたい一人で住んでて仕事してたらそんなん払えないじゃないか。もうちょっと何とかならんものか。企業の社長が田舎気風なのは諦めがつくけど、公的機関のおえらいさんが田舎気風なのは、ちょっとなぁ。まだ金沢市長のほうが(色んなこと始めてるという点に於いては)良いよ。山出さん。
と、昼休みのほとんどを棒に振って帰ってきたら、「トネさんは偉いねーって話をしてたんだよ」って同期の小動物系の女の子。そうそう、今朝「銀行行かなきゃ」って話したんだ。この子は今まで一人暮らしした事ないそうで、憧れるけどやっぱ大変だろうなー、と、まあ妥当な意見。大変つってもこの手の面倒くらいで、あとは楽だけどな。親と居てもなんか落ち着かないという今更反抗期的な思いもある。いい加減一人で生きていたいのもかなり大きい。
一人で居ると、使った食器は洗わないと次使えないし、来た服は洗濯しないときれいにならないし、買い物行かないと食べるものないし、料理しないと食べるものないし、ゴミは捨てないと溜まっていく、という当たり前のことに気がつく。やらなきゃ。逆に、いままで自分がやってこなかった事を親がしてくれていたんだ、と気がつく。きっとあの子はそんな全部自分でしてないんだろうなぁ、と思ったりする。それが如何とは言わないけど、私はそれよりも大変だろうが自分の事自分でなんとかしたいな、と幼い頃から常々思っていて今やっとそれが叶う環境にあるのが嬉しいと思う。やむを得ず、私よりずっと年下なのに家の事全部やってる子も知ってるが…。一緒に住みたいと本気で思った。まあそれはさておき。私は少しくらい大変だろうが一人暮らしを選ぶが、しかし、このご時世に水道代くらいコンビニで払わせてくれと言いたかったりもするのだ。うん。


特に愚痴ったわけでもないのに親に「仕事辞めてもいいからな」とか「部屋ないけど何とかなるんだからね」とか「こっちでバイトした方が稼げるだろう」とか言われるのは内緒だ。知るか。人が頑張ってんのに水差すような真似を…(としか思えない私がひねくれてるんだと思う。きっと娘に家に居て欲しいだけなんだろうが…)。まあ最後の奴はよく人に言われるし自分でも思ってるけどね。