福井に向かう途中で電車が止まった。除雪車が先行してるんだって。ああもうやってらんない。小松で降りたら良かったのに…。けっこう空腹なんだが。夕飯まだ食べてない…。ここ2〜3時間、予定通りにいかない事ばっかりでムカついてきた。何時になったら帰れるんだ。


暇で仕方ないからレビューでも。
えっと、今更な感じで『インストール』読んでみた。綿矢りさだっけ? 忘れた。なんか受賞して話題になってたやつ。
正直ガッカリだった。ちょっと期待してたのに。19歳だか20歳だかで名のある文学賞獲ってたから、何がそんなに評価されたのかなと思ったのだが…。受賞理由が分からん。あれくらいの文章書ける人他にいないか? いるだろ? ただの好みの問題じゃないぞ、文章力全般の問題でだ。行間からにじみ出るようなものは何かあったかなぁ。主題だって…んー、いや、主題は面白かったかな。でも、同年代の人なら書ける程度だと思う。受賞作がなんでこの作品じゃなきゃいけなかったのかが分からん。落とされた他の作品は本当にこれよりわずかでも評価が下だったんだろうか…。
やっぱりただの警鐘みたいものなんかな。文壇にいる人に対して。でもあの短さで受賞するからには読んでみたらなんか面白いのかも、とか思っちゃったじゃないか。残念。免許更新の暇つぶしにはなったけどね。
もしかしたら私ごときには理解できないもっと高尚なものだったのかもしれないけど。もっと面白い小説たくさん知ってるよ…。まあ『蹴りたい背中』には手を出さないでおこう。もともとそんなつもりないけど。
ていうかあれからまた何か書いてたっけ、あの受賞者女の子二人。書いてても話題に上らないよね。前作でかなりの人が名前覚えただろうに…。
今ちょっと不機嫌なせいもあって辛口だな。まあ仕方ない。