本屋さんに行ったら田中芳樹が『天竺熱風録』なんて出してて、ちょっと面白そうだから買ってみた。発行日、今日だった。びっくり。ちなみに祥伝社のノン・ノベル。
なんと解説書いてるのが加藤徹先生だった。(私が先生と呼んでも良いのか…) 加藤先生の『封神演義』も持ってるよ。しかもサイン入り。うあぁ。大学で加藤先生の講演があったんだよね。
んでその解説読んで気づいたんだけど、私なにかの雑誌で加藤氏と田中芳樹の対談読んだことあるかも。どこいったかなあの本。探そう。
ちなみにこの小説、主人公は王玄策。一応聞いたことある感じ。初唐の人。やっぱこの時代良いよね。なんかね、章回小説(の日本語訳)の形式をとったらしく地の文が丁寧体の語り物調で、章のラストに「続きは次回のお楽しみ」的な文句が必ず入る。田中芳樹的には初だよなー、この文体。だから買ってみたんだけど。
もともと私が中国ものにハマったのは田中芳樹がキッカケだったりするからなぁ。やっぱ好きだなぁ。李淳風も田中芳樹の短編小説で知ったし。楽しみ。