今日は県立美術館で「ナスカ展」というものを見てきました。おっもしろかった!!
ナスカといえば地上絵だけど、地上絵以外の彩色土器や織物なんかにたいへんなショックを受けてきました。
なんだあれ! すっごい可愛いんですけど! その、土器に描かれた文様とかが凄いかわいい。現代でも通用するくらいのデザインだったりするわけです。マジで。人間のデフォルメの感じとか。「儀式で踊る農民」の絵柄なんて微笑ましいくらいかわいいのよ。本当。
あとやっぱり織物の技術が凄い。緻密。その上染料がまだ鮮やかに残っていて、きれい。土器も顔料とかけっこうきれいに残ってるのね。赤色とか。細かい綺麗な刺繍とかね、ナスカ人ってお洒落だよ。
それと、捕虜の首級でミイラを作る慣習があったらしい。乾燥地域だから自然にできたミイラもあるらしい。6歳の子供のミイラがあった。綿や布で包まれていたそれを開梱したときの映像もあった。なんか、貴族とかそんなんでもなく、弔う方法としてミイラにされた印象(それについては解説なし)。子供を6歳でなくした親としてはどんな気持ちでミイラにしたのか…。
全体的に、保存状態がすごく良い、と思った。気候が有利なんだろうなー。
中国とかだと、人や神や動物を、フィギュアとして形象したものを作るんだけど、ナスカは「絵」を描く。まーるい土の塊(失礼)に、人の絵を描く。しかも輪郭線を引いて、彩色する。その輪郭線がポップでかわいい。なんなんだろう。あの文明は。
中国にハマってない状態であれをみたら、ナスカにハマったかもしれない。ただ、宗教観があまり見えてこなかった。確かに神様とかは描かれてるんだけど、なんか…理解しきれない。すんなりと「へぇーそうなんだー」と思えない。んー…調べてみたいかもしれない。ナスカ。


で、ついでにふらふらとウィンドゥショッピングをしていたら、素敵なサンダルを発見。う、あ、あれ欲しい…かも。履きやすくて歩きやすくて好みのデザイン。セールになるまで売れ残っていたら買うかもしれない。梅雨になって明けるまで待とう。