新しい太陽系惑星が見つかるかもしれないって、噂らしいよ! わくわくする話だね。
とりあえずソース色々。うろうろしてきた。

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080228/trd0802280819002-n1.htm
これ分かりやすかった。よみもの的。
太陽系外縁部に未知の惑星の存在を予測
頑張って読まないと分からなかったけど詳しい気がする。
http://www.asahi.com/special/space/OSK200802270092.html
アサヒってはないと思うけど。


まあ要するに、海王星の外側にもういっこ惑星があると仮定すると、色々な事がうまーく説明できちゃう!ってことらしい。今のところまだ状況証拠(計算結果)しかないので頑張って観測するお!←今ここ
えーと、なんかね、この新しい惑星(があるとすると)、公転軌道がすごい楕円らしいよ? いまのところ太陽系の惑星って全部、ほぼ円に近い軌道なんだけどね。準惑星になってしまった冥王星はちょっと楕円ぽかったけど、その非じゃないらしいぞ惑星Xは。
しかも公転軌道面も、けっこう角度がついてるらしい。地球を0度として20〜40度。幅ありすぎるだろ!とか突っ込んじゃダメだよ。ちなみに今の太陽系の惑星の公転軌道面は最大7度(水星)。冥王星でも17度くらいなんだから、こいつはまたとんでもない一匹狼だな。ていうか黄道面こんなにズレてたら、今まで見つけられなかったのも納得。ちなみに小惑星なら40度くらいのやつがある。あってもおかしくない(だからそういう計算結果)。あとこれはソースがテレビなんだけど公転周期が1000年くらいなんだって。マジかな。地球に一番近づいた時って、惑星Xの公転スピードが一番速い時期だから(一番遠い時は一番ゆっくり)なんかもったいないなー。気の長い…というか気の遠くなるような話だ。天文の話って大抵そうだけど。
まあしかしこの軌道なんだったら、やっぱりwikipedia:ティティウス・ボーデの法則ってただの偶然なのかなぁ…。太陽系だとあまりにピッタなんだけどなぁ。楕円軌道の平均半径ってどうやって出してるのか分からないけど多分これってズレるよね…? 80天文単位より遠くらしいし。
頑張れば5〜10年で発見できるだろう、って言ってるけど、ほんとだったら凄いね。生きてるうちに歴史的な大発見がありそうだ。


テレビで某アナウンサーさんが、「天文単位って初めて聞きました」って言ってた。地学興味ない人はそうかも。高校で地学を習ったときに、用語のネーミングのストレートさに何度も唸ったなぁ。右横ずれ断層、とか最高だと思う。理科の他の分野に比べて日本語の用語が多いんじゃないかな。高校生としては楽で良かった。天文単位も聞いたときすぐ覚えたな。太陽と地球との距離を1天文単位、っていう。こういう、太陽系の惑星の話をしているとよく出てくる。10天文単位だとイメージとしてすぐ、地球の10倍遠いのかーと思ったりする。ちなみに海王星でも太陽からの距離は30天文単位らしいので、80天文単位より外側っていうと、もうずっとずっと外側だなぁ。


高校の頃に使ってた地学の図表を未だにとってあって、ことあるごとに眺めてはウフフフフとかしてるんだけど、そろそろ情報古くなってそうだなー。探せばネットにもあるんだろうけどやっぱり本で新しいの欲しいなぁ。