ネットサーフィンと読書でいつのまにか日付が変わりそうな件。
うーん、学生の頃はこんなの当たり前だったが。いっそ「いつの間にか朝になってた」件だったりする。
ネットサーフィンはというと、とあるVIPスレまとめのサイトを読んでました。二日かかった。が、あれがもしネタなら緻密な計算と壮大な夢があって宜しいし、マジならマジで良い話だった。人の苦悩面を素直な気持ちで書き綴るというのは難しいものだ。ていうかこれほんとにVIP?ってくらいにマジレス大杉。しかも意見まとまりすぎ。すごいなぁ。スレ中でふれられてた別のスレが気になるので今度探すつもりで。
読書はこないだ借りた『密室本』。読了。逸品!って感じだけど読者層狙いすぎ。だけど応募しないともらえない本だからそれで正解か。こないだも書いたけどメフィスト賞選考中の編集者座談会を収録。中で読まれてる原稿のタイトルに見覚えがあったりすると「おっ」と思う。ワクテカしながら編集者達の意見読んでて唸ったり。その後何回か直しがはいって本になってたりすると、しかもその後売れてたりすると、作家よりも編集者の力ってすごいんだなと思ったりする。自分で何か書けばいいのに(書けないのかな)。受賞作で且つ私が読んだのといえば『すべてがFになる』『ハサミ男』『フリッカー式』『クビキリサイクル』とほんの4作なので、もっと読みたくなった。清涼院は決定。とりあえず決定。否応なく決定。あとは高里椎奈北山猛邦高田崇史新堂冬樹は決定とまではいけない。立ち読みくらいはしたい。高田さんは必須かなー。もともと書店で気になってた作家だし、『密室本』でも概括だけ見て読みたい!って思って、その後改作した奴が評価されてて実際に賞とって…まったく、落とされてく原稿の概括だけで読みたいのがどれだけあるか。その失望の中の受賞なので是非。ちなみに百人一首の謎に迫って、しかもきれいに解決してあるとのこと。読まないわけにはいかない。落とされて読みたい原稿、まず第一に『見知らぬ女』。七五調で書かれてるらしい。「警察だ。今すぐここを開けなさい」に爆笑。ちなみに五七調で小説を書こうなんてのは以前私も挑戦した事があるんだけど挫折した。思った以上に苦労するのだ。あれを全篇書くなんてすごいよ。読みたすぎる。田中芳樹の新作より読みたい。あとは『たった一度のリプレイ・ゲーム』『金蝿』『別嬪七人』『今日を忘れた明日の僕へ』『池塘にて』あたりかな。『たった一度の〜』なんて、作中にメフィスト賞受賞作品が全部出てくるらしい。こういうの思いつく人って、良い。あとは色んな意味を込めて読みたいやつを上げてみたけど意味が無いね。どこかで原稿眠ってるんだから。自費出版とかしてくれないだろうしねぇ…。
あと受賞作ではないけど『パワー・オフ』って読んでみたい。井上夢人。なんかえらい持ち上げられてる。科学技術面での現状ギリギリをわきまえた上で書かれたSFらしい。でもちょっと、文体によるかな…。
こういうとき、はてなのキーワード機能って楽だ。多分作家の名前のところには何かしらヒットしてるだろう…。あとISBNで紹介すれば良いのだろうけど量が多いので今日は割愛。読んだらその時にでも。


ああいかん。語ってしまった。つーかメフィスト賞ってこんな感じで決められてたのね、という本来の楽しみ方以上に楽しめた。良かった。ちなみに『クビキリサイクル』の前身は『並んで歩く』というタイトルだったよ。タイトルだけですごいイメージ変わるね。
明日本屋さんに行こうと思う。