東京のお話。


今までに何回か東京に行ったけど、「冷凍都市」の印象はまだない。都心近くまで行ったのは2回だけ。
冬なのに青空で、その青空を誰も見上げなくて、晴れてるのに夜は星が見えなくて、人がたくさん居て、電車乗るのに時刻表なんて要らなくて、なんだか北陸とは違う世界だ。東京で生まれ育った人が田舎暮らしに憧れるというのが少し分かる。
山田さんに問いかけてみる。「東京は好きですか?」「そうだね」「なんで?」「…電車がたくさん走ってるからかな?」
ふぅん。私にはあのたくさんありすぎる路線がよく分からない。一人だったらちゃんとじっくり調べておかないと途方に暮れるだろうな(現在地と目的地と路線図が明確ならどうにかできる気はする)。相方も東京暮らしは順調だろうか。彼女はなんだか東京似合いそう。隠れ家的な美味いパスタ屋とか知ってそう。


東京といっても広くて、見上げてため息のでるビル群から、案外平和そうな住宅街まであるものだ。世田谷区にあった美味しいパン屋さんのパンは確かに美味しかった。静かな住宅街だった。あの辺りは星は見えるのかな。


上京第二のでっかい目的、ラーメンズ小林! もう、めちゃくちゃ面白かった。今でも色々思い出してニコニコしてしまう怪しい人だ。舞台始まって最初の一言から一気に世界に引き込まれた(そうくるか!という衝撃に弱い私)。もうずっと小林ワールド。小ネタの連続というか連鎖というか。得意のコントも2本。ぜんぶ、舞台上には小林賢太郎一人。音響照明構成監督、要は全部小林の頭の中から出てきたのかと思うと、やっぱすごい。もちろん裏方が大勢いるのは分かっているよ。
個人的には彼の声、表情の豊かさが最大値には発揮されてなかったのが少し残念。5割くらい小道具に頼ってたなぁ。この小道具がまた絶品なんだけどね。
今度は片桐と二人でやってるの見たいな。二人揃うとまた全然違う面白さなのだ。
素敵な笑いの時間をありがとう小林。


そういや築地で適当なお店でお寿司を頂いたのだが…数日前に金沢で食べたお寿司屋さんの方が格上。惜しいな…。
それより築地小学校の建物の綺麗さにびっくりだよ。ちょいと立地と外観を調べてみてくださいよ。すごいよ。ていうか朝はあそこを小学生が列を成して歩いているのが想像できない。小学校とは思えない建物だった。でも体育館とかグラウンドとかちゃんとあるのかなぁ?


あとはね、カラオケに連れていかれたらナンバカのTOKYO FREEZEが入っていて感激した。他にマイナーな曲も結構入ってた。かなり曲数あった気がする。すごいなぁ。ていうか私が姉ちゃん以外の人とカラオケ行って歌うなんて滅多にないのだが…。そっちがすごいよ。


夏はちょっと嫌だけどまた遊びに行きたいな。