紅玉 い づ き さんに関して。(なんとなくキーワードよけ)


金沢出身の方だというのは文庫本のプロフで分かる。
が、経古さん情報では高校時代文芸部で色々書いてたとか。(ちなみに私と同じ大学の同じ学部らしい)
さらに、本人のサイトによると、「四捨五入すればハタチ」だそうだ。(勝手に先輩だと思っていた。失礼。)


……!?
石川県の高文連の冊子に載ってたりして!?
高文連の文芸部で出している冊子が2冊、うちにある。私が高校3年生だった年度のものと、その翌年のもの(なんとなく貰った)。
いづきさんなら、何か賞をとっているかもしれない。散文部門だろうか。
でも、散文部門で受賞している金沢の高校生は複数人いる。しかも本名だし。わかんねー。
(23歳の人が四捨五入してハタチとか言わない気がするので同い年かも…と憶測)
ちなみに高校生文芸道場という大会(?)の冊子も手元にあり、開いてみたところ、F誌の編集しているMさんの名を発見。うっわ…これ…読んですげぇ気に入ってた作品じゃないか…。あの人書いてたのかー。そりゃー、私あの人のキャラを好きな筈だわ。まあ閑話ですが。


高文連の冊子を開くと私の散文が載っているのであんまり、開きたくないんだけど…。
で、あんまり開かないのでてっきり自分は佳作なのだと思っていた。優良だった(びびった)。最優秀がいなくて優秀の次。
個人的にあれは諸事情から封印したいものなのですが、初めてまともに書いた小説を、評価されたのは素直に嬉しかったです。選評で、とても遠回しに剽窃を指摘されてるけど(その遠回しさが選評を書いた人のセンスを示している)、オマージュということでどうかご寛恕願いたい。
「ごかんじょ」が「後漢書」と出てくる私のCPUが大好きです。
(人権作文とかで何か賞をもらった気がするが、あれはあまり嬉しくない)


ちなみに私の散文への直接の書評としては以下の通り。

(略)この小説自体はやや衒学的な中にも予言者の悲哀というべきものを描いていてストーリーとしてはまことに面白い。残念なのはよく調べてある知識を書き込むことに急で主題がその中に埋没してしまった感がある。
「新泉」第49号 選評(福岡茂雄)

あぁ。耳が痛い。すごく痛い。あぁぁぁぁ。(だから開きたくなかったんだ)



それにしても、いづきさんとニアミスしている気がする…。惜しい…。
そういう才能持った人と、作家とファンじゃなく友人知人としてお話してみたかったなぁ。
なんとなく史学や人間学じゃない気がするので、だとすると国文か言語かなぁ…とまた勝手な憶測。すみません。ファン心理です。