午後からデフォルト状態に戻った自部屋でゆったりと水曜日を過ごしております。
墓参りどころか実家にも帰っていません(親たちには会ったのでまあいいか)。
こないだ実家からもらった野菜たちを広げていて、玉葱の皮を剥きすぎたのでそのまま調理し、ついでに大根も切って鍋に放り込んでコトコト煮ています。やわらかーくして食べよう。


なんだかもう1こ前の記事を流してしまいたいです。
うー。照れるというかなんというか、いつまでも長々と一番上に置いておかなくても…。
といっても消すつもりもないのだけれど。




そういえば、山田さんは理系の人なので(あるいは私とは違う個体なので)私とは違うものさしを持っています。
「トネさんもある意味小説家でしょ?」
「…!!(首をぶんぶんと横に振る)」
「え、だって小説書いたんでしょ」
「書いたけど違うよ!」
「何が違うの?」
私は「小説家」って職業だと思っています。生計が成り立っているかは別にして。食ってけないと小説家と認めない人もいるかもしれないけれど。
小説書いてりゃ小説家なんだったら地方の女子中高生が携帯でくだらないリアリティのない散文書き散らしてるのだって(失礼)小説家になってしまう。
そりゃー、文豪と小説家の違いならそれは難しいところですが。
だから例えばタレントが小説書いて売ったからっつって、その人が小説家かというと、違う気がするし。タレント作家、とかもいるけど。続作を出してくれれば、小説家かな、とは思う。
副業が小説書きだろうが、小説書き以外に副業をもっていようが、その人が職業としてそれを生業にしているのなら小説家だと思う。
「じゃあ例えば森 博 嗣がギャラを貰わずに小説を書いたらどうなるの」
「あの人の場合そのシチュエーションがありえませんけど」
「じゃあ同人誌で書いたら?」
「アマチュアだけど小説家じゃないんですか?」
森さん個人に関してはいろいろ思うところはあるようですが。工学系の人として。
私は森さんの本職が助教授だろうと小説家だろうと、あの人の書く小説面白いので好きです。
ちなみに西尾さんあたりならギャラなくても衝動的に小説を書くことはありそうです。
同人誌か…。うーん。微妙な線ではあるけど。ていうかそれって白樺派とかじゃなくて昨今のコミケとかで売ってるヤツだよね。
自費出版で、売れる売れないを別に自分で書いた小説を本にしていたり、雑誌や新聞への寄稿を専門に小説を書いていたりしても、生業になっていれば…うん、たぶん小説家だと思う。たぶん。
べつに、私の思っているのが小説家の正しい定義だとは思っていないし、人それぞれの解釈があっていいと思うけれど、誰かに「トネさんも小説家でしょ」と言われればそれは全力で否定するつもりでいる。
話が逸れた気がする。じゃあ山田さんは「小説家」って、他の条件なしで「小説を書くという行為をしてる人」だったのだろうか。「好事家」「愛妻家」「喫煙家」と同列。私が含まれてるんだからそんな感じかな。「○○者」と置き換えてそう意味が変わらない「○○家」かな。
という感じで、「小説家」というワードに対する定義がもう既に食い違う。
それはそれで新鮮ではあるんだけれど、あれって理系的なものなんだろうか。それとも山田さん特有なんだろうか。発見することはおもしろいので全然構わない…つかむしろ大歓迎なんだけれど。私が今まで何も考えずに思っていたことを再検討する、という作業ってちょっとおもしろいよねぇ。


うーん……。
そういえば、まともなオリジナルの(=二次創作ではない)小説っぽいものは高校のあれ以来ほとんど(≠全く)書いてないなぁー。面倒くさいからかなぁ。
……じゃあ二次創作が面倒くさくなく高校以来書いてるのかというと、さすがにそれをこの場で肯定するほどの勇気はない。