行ってきました。陸上自衛隊金沢駐屯地の創立記念行事です。
いやぁ堪能した。が、満喫した…とは言い切れない。
どうやらメインであったらしい模擬戦闘訓練を見ていないから…。まあいっか、くらいに思ってたのだ。バスの本数も少ないし、早起きするのもあれだしね、って。
試乗の方に惹かれてたからなぁ。
一足先に車で現地へ行っていた経古さんの話を聞く限りでは、あれは見ておく価値のあるものだったと思います…。羨ましいぜ経古さん。デジカメで色々撮っていたのでブログを楽しみにしていましょう。とても久しぶりに会ったように思いますが、記憶の中の経古さん像と変化ありません。何よりです。私の良き先輩です。


駐屯地はなんだかとてもきれいなところでした。官舎や他の色んな施設が、外から見る限りでは小綺麗な感じ。
そして思っていたよりずっと盛況でした。子供達がたくさん居たのは近くの養護学校(車椅子の子が多かった)や自衛官の家族だろうか…。わいわいきゃあきゃあ楽しそうに走り回ってました。
文化祭のノリらしく模擬店は各隊ごとに色んなお店が。フランクフルト(経古さんの奢りーv)とあげたこ焼きとやきとりとお茶をゲット。うまうま。1〜4の中隊と、後方支援の部隊と、あとなんだかよく分からない隊と。各隊で法被があったりTシャツがあったり迷彩服だったり制服だったり、隊員観察だけでも楽しめます。制服フェチにはたまりません。
迷彩服着て機関銃片手に談笑しながら官舎に向かう数人とか、いやぁ、勇ましいですねぇ。
さてそんな機関銃ですが、自衛官が見守る中、展示品として自由に触ったり持ったりできました。

おぉぉ。本物の銃だー。初めて触った。レプリカじゃないよ! 本物だよ! 重たかった。7kgくらいらしい。まあ持ち上げるのは容易だけども、これ持って走ったりとか無理無理無理。他にも装備品って重いよなぁ。自衛官って凄いね。
いやまぁ勿論、実戦で使うには充分な殺傷能力を持った銃ですが、この平和な日本では脅威ではなく、ただただ格好良い。型番までは分からないけど銃の種類なら大抵見分けられる程度(例えばリヴォルバーとかベレッタとかそのレベル)に銃器類好きだったりするので、ぽへぽへしてました。付き合ってくれてありがとう平八。このあたりは経古さんと別行動ー。缶飯の列に並んでおられたよ。
カンボジアでフィールドワークをしている某助教授なんかはきっと無意識に銃口の先は避けるんだろうなぁとか思ったり…。銃口の先をまじまじ見つめたりしていた私は平和な世界に生きているなぁ。


さて試乗ですが、戦車でした。砲身のついた、キャタピラの、あの戦車。実際に構内道を走らせている試乗はものすごい行列だったので眺めるだけで充分。
他には、停まっている状態の戦車や装甲車や砲身台みたいな奴が色々、自衛官の見守る中、公開されてました。小さい砲身の戦車だなぁと思ったら偵察車だったり。なんだかよく分からない用途の金属の塊を積んだ車があると思ったら、架橋を載せている車だったり。戦車とかの渡れる橋になるようです。ほほぅ。すごいすごい。ミサイルを積んだ車だったり。銃器と違って戦う車はあんまりシリーズを知りません。あからさまな戦車は戦車だって分かるけど。
やたら感嘆詞を連発していた気がします。堪能した堪能した。


あとは写真パネルの展示もやってました。
地震被災地での活動の写真と、訓練中の写真が2大メイン。おばちゃんたちに混じって炊き出ししている自衛官、ほのぼの。おにぎりを作成中の隊員とか。うん、日本で唯一軍事力を持っている組織はこういう時に活躍すれば良いと思うよ。大変だろうけど。
訓練中の写真では、銃剣ってまだあるの!?と思ったり、雪山用に白い迷彩服(いや白一色なんだが…なんていうの?)があるんだ、あ、銃身まで白く塗装してある!と新発見したり。考えてみれば雪山なら白いほうが良いのは当たり前なのに、思い至らなかったよ。野兎のごとく白かった。



写真色々置いておきます。こんな感じで公開されていました。
うぅむ、堪能した。



ちょっと遠目に。桜の樹がたくさん植わってました。



機関銃。小さいお子さんから大きなおともだちまで色んな人が見て触れて持ち上げてわいわいしてました。



これは偵察用。戦闘用じゃないので機銃の口径が小さめ。



戦車戦車! 男の子はこうであれ。



ヘリ。操縦席に子供が座ってました。いーなぁ。(写真ちょっと暗いので編集中)



ミサイル3発を搭載。


帰りは街中まで経古さんが車で乗せてってくれました! わぁい! ありがとうございました。