不気味で素朴な囲われた世界 (講談社ノベルス)

不気味で素朴な囲われた世界 (講談社ノベルス)

買った。昨日即買った。さっき読み終わった。
感想は追記しよう。


不気味で素朴な囲われた世界
これって何だ??
なんでこんな値段違うのかな? 倍以上なんだが…。これは私が行った書店には無かったように思う。



さて、追記。
踊るを見ながら携帯ぽちぽち。
えっと…うん、前作『きみとぼくの壊れた世界』の強烈キャラ、病院坂黒猫の従姉妹が登場。中学生。
この中学生病院坂と、モノローグ担当の串中弔士のやりとりが、今作ではメイン。…串中くんは縦書きしてこそのネーミングだよね。その姉も然り。今回はどうやら姉弟モノにしたようだ。(前回は兄妹だったよ)
ちなみにこれは書いておこう。表紙になっている学ランおかっぱキャラは、女の子だ。


本題。やばいよ。始め、あまりのやばさに一旦本を投げ出してベッドの上で笑い転げた。こんな体験初めてだ。半分くらいまで読めば慣れる。でも異常すぎる。病院坂と串中、どちらが異常なのかは黙っていよう。
やばいよなぁ。何がって、何より、西尾維新が。
まさかこんなところまできて、こんな衝撃が読書で得られるとは。
面白いとか面白くないとか上手いとか上手くないとかの次元じゃない。
なんて邪道。なんてひねくれ。そして、なんて才能。西尾維新にはまだ慣れないな。
…あ、キャラを差し置いて物語の感じとしては、『クビシメロマンチスト』を彷彿とさせる。って書くとある意味ネタバレか。