テレビで、お受験している5歳児とその家族を見た。
みんな一人っ子だ。
ふぅん、と思う。


良い会社に入るために良い大学へ入る、そのために良い高校中学小学校、に行かなきゃだめらしいよ。そのための幼稚園や塾にだって入るために試験がある。2歳や3歳でお受験なんてのもあるんだろうな。
きっと両親は良い会社に入ろうとしたけど良い大学じゃなかったから入社できなかったような世代なんだと思う。違うかな? 親は良い大学にいたから良い会社に入れた、だから子供にも、って思うのかな? そんな安直な考えしか浮かばないような人が居たような大学や会社が果たして子供を入れるに値するのだろうかと私は思うけれど。
そもそも「良い会社とは何ぞや」の問いかけは難しいけど、「大学のブランドで採用決定する会社が果たして『良い会社』か否か」の答えは私は否だと思うよ。
ていうか有名進学校よりはインターナショナルスクールの方が将来役立ちそうな気がするけどな。よく知らないけど。なんか面白そうではある。


つーか5歳児が試験に追われている姿が、私にはどうも、奇妙に見えてなぁ…。顔つき凛々しくて格好いいっちゃあ格好いいんだけどね。もっと無邪気に笑ったら可愛いのに。
それが本当に将来のために良い環境なのか、田舎生まれ田舎育ちの私には疑問に思えてならないよ。大変だねぇ。


…社会の底辺に居るであろう私に言われても説得力ないか。そうか。すまんかった。
でも現状に至ったのは私の意志による選択の結果でしかないけどね。少なくとも学校のせいじゃないよ。