実は間違って覚えていた、といえば(引っ張るなぁ)、
プッシュホンの電話機についている「#」のマーク。
これ、「シャープ」だとずっと思っていた。ほら、短縮ダイヤルなんかで「シャープ+数字」とか言うじゃないか。言わない? 私の知る限りあれをシャープだと認識している人はかなり多い。
じゃあシャープじゃないのならあれは何か。
「ナンバー」だ。
電話機についてるシャープの記号をナンバーと称する? いやいや違うのだ。
シャープは「♯」で、
ナンバーは「#」だ。
電話機のボタンは#だろう。あれはシャープじゃなくてナンバー。よく考えたら0〜9までの数字に並んでシャープ(半音上げる)とか意味分からんもんな。ナンバーならすごく馴染む。


これは間違って覚えていたな、と思うけど、やっぱり人に口頭で伝える場合は「シャープ」と言ってしまう。「ナンバーのボタンを押して…」って電話口で言ったら数字のボタンをどれかランダムに押されそうだ。シャープが定着してるのは同音衝突じゃなくて同義衝突とでもいうのかな。
海外ではこれはちゃんとナンバーだと認識されているのかな。どうだろ。