http://88552772.at.webry.info/200806/article_2.html
ガッシュの作者さんが小学館を相手に本気を出したようです。応援! がんばれ! 本人のブログに訴状と陳述書が載ってます。(たまに日本語がおかしいけど、まあ気にしない)
ていうかこんなひどい編集いるんだな…。ほんとに? 雷句GJ、と思っている漫画家も多いのかな。
つーかカラー原稿5枚なくしといて賠償金50万って安いだろう。そもそも紛失自体がひどすぎる。それだけで充分、編集者が漫画家に対する態度とか意識とか、分かるってもんだよ。カラーって……カラーってお前…! 人の手で描かれたアナログ原稿を一体どう扱ってたのか。信じられん…。雷句一人じゃないって話らしいし。
小学館だけなのかな。他の雑誌でも、編集部と漫画家の間には越えられない力の壁があるんだろうか。ちゃんと仕事してる編集者もいると思うけど。
小説家なら文字データだからこういうことはないのかもしれないけど(作者でもコピーとれるし)、そういえば森博嗣なんかも経理に対して不満を綴っていたりするよなあ。出版の業界全体にこういう空気があるのかなあ……。やだなあ。


陳述書の中で語られている、右手の骨を折るあたりの話が生々しくて痛々しかった。怪我が痛いんじゃなくて、そういう状況に陥るまでの精神状態が、痛い。アシスタントが怪我をしたのだって、下手するとほんとに傷害事件だよ……。文字通りの修羅場だな…。人となりを全然知らないけど、熱い人なんだろうな。ちゃんと怒っていいとおもう。怒らなきゃダメだ。
カラー原稿を紛失されただけで起こした訴訟じゃないんだね。330万円なんてガッシュの作者くらいの人になれば大した金額じゃない。訴訟を起こした、そのことだけで、たぶん雷句がしようとしていることの半分くらいは達成されてるんじゃないかな。あとは経過と結果だなー。