昨夜、「僕らの音楽」というテレビ番組に、向井秀徳がゲスト、対談相手に椎名林檎というメンツで出ていたので、すかさず録画してみた。途中でテープが切れて後半は別のテープに入れてあるという情けない感じだけど。
最近あんまり音楽情報を仕入れてないのだけれど、ZAZEN BOYSとしてのインタビューとか聞いたことないので未だに「向井秀徳」としての認識が強い。今はアヒトも居ないしー。しかし歌ってないときの向井さんってふつーのおっさんだよなぁ。音楽観とかをちょっと語っていたけど、たまに公式HPの日記なんかで零してることとほぼ同じ。あの人の音楽作りの仕方というか情熱の注ぎ方というかモチベーションというか、根底にある考え方が結構好きだったりする。
で、「KIMOCHI」を椎名さんが歌ってた。ギターとコーラス向井さんで。椎名さんも裏声だったぞ…キー高い…。ていうか何故によりによってこの選曲かよく分からんが。向かい合って歌うのってなんか、ちょっと、雰囲気良かったぞ…。どきどき。向かい合って「伝えたいこの気持ちを」とか言われたら…。あぁぁぁあ。あとは「自問自答」を一人で弾き語っていたよ。素敵過ぎる。この選曲はなんか分かる。今の向井さんっぽいもん。知らない人がいきなり見たら「んん!?」と思ったかもしれない。あれって全国放送だよなぁ。でも2曲ともNUMBER GIRL時代の曲じゃないか? そういうの拘らないみたいだなー。なんか、歌うというより唸り呟くスタイルってTOKYO FREEZEからあったけど、この曲はナンバガっぽい感じがかなり有ったなぁ。今の曲とどこが違うんだろう。聞き手の意識の差かなぁ…。
ゲストに出ておいて、アルバムの宣伝もしないってのがなんか良かったな。今ナンバガの記録シリーズ出てるのに。4枚組み4200円のが2セット(←というのが記録シリーズの2。1はまた別)。CDとしては確かに安いんだけどそんな8000円もの出費はキツイなー、という感じ。どっちかだけでもちょっと買いたいなと思ってはいるんだけど。あ、ボーナス出たら買うか…? 記録シリーズ買えるくらいは出るだろう。
そういえば向井さんの夢は野望は「映画を作りたい」だそうだ。それ見たいかも。かなり。