えっと、「ほしのこえ」と「春の惑い」を借りてきました。ビデオ。前者は邦画アニメ、後者は中国映画。
「春の惑い」はもともと1948年に作られた「小城之春」という映画(邦題:蘇州恋歌)があって、それのリメイク版。なんか春の惑いっていうと途端に色香濃くなるよね。私だけですか。「小城之春」は、以前集中講義に来た東大のカリスマ教授が中国映画の中で一番お薦めしていた映画。結構記憶に残っているので、ちょっとリメイク版でも見てみようかと。昼頃ちょっと見てたんだけど眠くなって途中で寝てしまった。字幕だから目閉じると中国語しか聞こえて来なくて余計眠くなるんだよね…。起きてる時はヒアリング頑張ったりするんだけど。
ほしのこえ」は確か何かで宣伝されてるのを見て、一度見ようかなと思っていたやつ。30分くらいの短い映画だった。しかもその後で、主人公の女の子役を監督が吹き替えた版が入っていて、ちょっと笑った。監督ちょっと早口気味。中身は、うーん、こんなものか、と。なんか、もうちょっとこの設定活かして別の物語作れなかったかなー、と思うよ。「想いが時や場所を超えて届く」みたいな奇跡なんかじゃ感動しないよ私は。にしても演出不足かな…。「このメールが地球に届くまで、1年」みたいなそんなシチュエーションでそんなチープな結論なの? と、ちょっと私としては不満気味。30分って制限あったのかなー。うーん。あ、どうやらインディーズ製作なんだってね。え、あれほぼ一人で作ったらしい…。それはすごい。
さらにその後で、「彼女と彼女の猫」という10分くらいの短いアニメがはいっていて、これは可愛かった。結構好きかも。アニメといってもあんまり動的じゃない、静止画がいくつかポンポンと切り替わるような感じだけど、日常性が出てるんじゃないかな。猫視点のナレーションが静かで好き。