二〇〇六年に『日本沈没』は再映画化されました。もちろん、観ています。その中で、豊川悦司扮する田所博士はカタストロフを予見して悲痛な叫びをあげます。
「プレートの断裂は北海道の南部から始まる。九州の出水断層帯も危ない。阿蘇が噴火するだろう。四国から紀伊半島に連なる中央構造線が裂けて南側は沈んでいく。日本の活断層はそのエネルギーに耐え切れず次々に割れていく。本州中央部の糸魚川静岡間のフォッサマグナが裂け始めたら、その時はもうおしまいだ。富士山の大噴火とともに、日本は一気呵成に沈んでいく」

http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2008/03/post_1762.php

あ、いいな。日本沈没。読みたくなった。ちなみに、モリログだけれどこの記事を書いているのは有栖川さん。
古代中国ともう一つ、私が興味本位で色々読み聞きしてまあまあ詳しいジャンルが、地学。
こないだテレビ番組で「地球はでっかい磁石みたいもので、常に北極がS極で南極がN極だ」という説明があって、「それは違うよ」と一人ツッコミ。何が違うかというと「常に」の部分が違う。
実は、むかーしむかし、地球のS極とN極が反転していた時期があるんだよ、というか何度も反転していて今たまたま北極がS極で南極がN極になっている時期なだけなんだよ、というのは、うん、観測されている事象らしいよ。計測の手法を忘れてしまったので理論的に説明はできないんだけど。
でもどんな感じで日本は沈没するんだろう。何に沈む? 海中に? 海底に? そのへんどうやって説明してるのが気になるね。うん、今度読んでみよう。