傷物語 (講談社BOX)
西尾維新は、というよりも大田編集長は、そんなに、ユーザーに出費をさせたいのか!!と涙(感涙)ながらに訴えたくなるような本が出ている。はてなの注目ISBNでさっき知った。
そういえば講談社のメルマガ取ってるけどノベルスと文庫の情報しか入って来ないから知らなかった。BOXさ、あの装丁は好みなんだけどさ、なんつーか、ページ単価で考えると、如何せん高いよね?(ハコ代ってやつだね) 文庫に……文庫にならないかなぁ…………。ノベルスは文庫になる。BOXは? BOXはどういう位置付けなのかよく分からない。ただ、この作品に関しては「西尾維新文庫」と名付けられたシリーズに、そのうち、組み込まれるとは思う。それまで待てる気も、実は、する。待つのは慣れてるのさ…。せめてノベルスで書いてくれと思ったり思わなかったり。
傷物語一冊で、昨日買った二冊より高いんですけどね! BOXのターゲット層ってそんな年代高めだとは私には思えないんだけどさ……。ちなみにこれは化物語上下と同じシリーズらしい。好きなシリーズなので読みたいんだけどねー。スカートが風でめくれたシーンを4ページに渡って描写する阿良々木君が読みたいけどねー。
他の本を読んでいても全く気にならない編集長の存在が、メフィスト賞作家の本を読んでいると、脳裏にシルエットで浮かび上がる。「売れている作家」ではなくて「売っている編集長」が見える。すげぇ、手のひらの上で転がされているのを自覚してしまう。それでも買って後悔しないだけの作家ではあるんだけどねー。
5月はちょっとなぁ。ちょっと余裕がないなあ。