本の学校の耐震性が云々、耐震化したいけどお金がないよう、みたいな話を聞いた。
ふと思い出したけど、校舎の耐震化工事のために半年か一年くらいプレハブの校舎で過ごしたことがあったなぁ。高校かな、あれは。よく覚えてない。ただ暑くて寒くて雨がうるさかった記憶がある。
だから何だってわけじゃないけど。


中国の地震、四川なんかの内陸部は地震が少ないのかと思ってたけど断層はあるんだねえ。まあ、でも、山があるってことは断層くらいできるか。しかも逆断層。日本の大地震は大概が、大陸の下に海底が沈みこんでるせいだけど、もしかして中国大陸の内陸部って大陸同士が衝突してる辺りじゃなかったかな。凄惨、だなぁ…。こわいね。地震
はてなをうろうろしていると、地震の少ない九州に住みたいなんて書いてた人がいたけど、日本中どにいたって地震はあるよ。温泉街のある場所なんて地震が来るもんだと思ってるべきだ。その熱はどこから来てるのか考えれば良いだけだ。東海〜東南海は、やっぱり、一番危ないとは思うけれど。


万里の長城はどうして二千年ものあいだ、地震に耐えているのか。国境あたりだって地震は起こるだろう。ぱっと思い描く城壁のしっかりした長城(明代、17世紀)よりも更に昔、始皇帝の時代の長城はもっと単純な土壁だ。でもそれがまだまだ健在。風化したり人が壊したりしているらしいけど、でもまだ姿を止めている。レンガでもないし、塗装もされてない。
土壁は、版築(はんちく)という技法で作られている。細長い木枠の中に土を入れて、上から突き固める。固まったら、その上に更に木枠を置いて、また土を入れて突き固める。これを繰り返すだけ。枠の高さは10センチくらいかな。上に上に積み上げていって高さを出してる。これだけのシンプルな作り方をして壁が壊れないのは、砂の粒が細かいかららしい。
知ったとき、すげえ、と思った。感動した。古代好きにはたまらないワクワク感。現存の奇跡はナスカの地上絵に負けると思うけど。
そんなことを思い出した。


こんなときなら加油ってもらって良いと思う。わずかな望みにかけて生存者の救出と、復興に向けて中国も日本も、がんがれ。