でもそんなひどい事件を一旦忘れるくらい、何をしてたかというと、奥華子さんのコンサート行ってきた。金沢市民芸術村。
アキバの事件のこと書いた後で気持ちの切り替えがむずかしいな。
いや、でも、奥華子さん、すっっごい、良かった! 感動して泣きそうになった、と思ったら一緒に行った友人が泣いていたよ。ファンサービスがすごい。MCするときはステージの一番前までやってきて、観客席にもライトあててお互い見えるようにしたり。3方向にきっちりお辞儀したり。一番びっくりしたのが、アンコールも終わって最後の最後、普通ならステージの袖にハケていくところを「すぐそこで待ってます!」ってステージ降りて観客席突っ切って会場出口に立って待ってて、会場出て行く一人一人と握手してくれたんだよ。お急ぎの方はこちらから、なんていって別の出口もあったけど、ほんの数人しか出て行ってなかったな。ほぼ全員と握手するつもりなのか。それも流れ作業みたいな握手じゃなくて、一言一言きちんと聞いてくれて。うわやべえなんか嬉しくて何を口走ったかよく覚えていない。
もちろん、歌も、すごく良くて。詞も曲も演奏も全部、沁みる。弾き語りだったからステージ上は一人で。ピアノと、シンセと両方。知らない曲の方が多かったけど、初めて聞く曲なのに、すんなり入ってくる。「最終電車」とか「楔」とか「鏡」とか、こう、グサッと来るのがたまらない。失恋の歌が多い。明るい曲も、可愛い声にすごい似合う。アルバムもう一枚くらい欲しくなってきたぞ。また聞きたい曲がいくつもあるんだよな…。レンタルでもいいからどこかで入手してこようかな。